カテゴリ:宮崎



2025/01/25
私の大学時代の友人で、京都にいる石橋君から毎年正月に1枚の色紙が送られてきます。彼は面白い経歴で、1年と2年の時はボクシング部に所属し、3年、4年の時は美術部に所属しているという変わった経歴の持ち主です。同じアパートだったので、その影響を受けて私も油絵を教えてもらっていました。卒業後は離ればなれになり、年賀状だけは毎年出していましたが、彼からは一通も来たことがありません。何年か後に彼から1枚の色紙が年末に送られてくるようになりました。コメントは一切ありません。京都でデザイン関係の仕事をするとは聞いていましたが、その色紙には毎年の干支が描かれていました。最初はそれほどでもないと思っていましたが、最近では手の込んだ芸術的な干支になって来ました。紙や布の貼り絵や、切り絵です。今年の「巳」は、透明の樹脂をかぶせて立体感のある「巳」になっています。 相変わらず「コメント」は一切ありませんが、彼もがんばっているなあ~、とか元気なんだと安心します。 携帯、メール、SNS、ラインなど連絡は簡単に取れる時代ですが、何も言わない1枚のデザイン色紙。 でも、彼の元気そうな顔が浮かんできます。 「よし!俺も頑張るぞ」と毎年元気をもらっている私です。 宮崎
2024/11/23
毎年恒例の新津川クリーン作戦に参加してきました。今年は11月3日の文化に日に行われました。当日は企業団体や町内会、薬科大生、ボランティア組織など、300人近い方が集まりました。草取りや枯葉の掃除、遊歩道の周りのゴミ拾いなど、両岸のべ4キロメートルにわたり行われました。
2024/10/12
日曜の朝、月に1~2回は6時過ぎからウォーキングをしています。 まずは氏神様の堀出神社にお参りをして、秋葉山にある秋葉神社に行き、秋葉公園に降りてきて、山先の交差点まで行きます。その先の山先橋から新津川の遊歩道へ降りて、川沿いを通って自宅に戻ります。時間にすると40分から45分位で、丁度いい散歩道です。...
2024/08/24
「洗い出し」と言われてもピンとこないと思いますが、3分(9㎜)から4分(12㎜)くらいの細かい砂利をモルタルに混入し、よく平らにならしてからモルタルの締まり具合を見て、表面に水を掛け乍らブラシで洗い、砂利を洗出す工法の事を「洗い出し」と言います。 よくお寿司屋さんの床などに使われたり、タイルがまだ普及しない頃玄関の床に使われていました。...
2024/07/06
私共で販売している石には、玉石、砂利、砕石、五郎太石、鉄平石などいろいろありますが、昔は国内で採取されるものが殆どでした。玉石で言えば代表的なものが、那智黒石です。三重県の熊野地方の海岸で取れる真っ黒な石で、磨けば黒々とした光沢が出てきれいな石でした。現在は極一部で採取され、建築や造園用に大量には取れず国内で販売されているのは、海外からの輸入品が殆どです。 天然の玉石は、海底火山の地殻変動とか川から流れてきた石などが海の波にもまれて、波打ち際でぶつかり合いながら丸くなるのに100年近くも掛かって出来るわけです。国内の海岸では一部を除いて玉石の採取は禁止されています。 玉石の洗出しや敷砂利に使われいた定番の「大磯」が、海外製品になって40~50年くらいになりますが、海外でも最近海岸での採取が禁止になり、川などで取れる石になりました。丸みが少なく少し尖ったものが入ります。 海外でもここまで来たか! という感じです。
2024/05/18
「一石二鳥」ということわざをご存知かと思いますが、石を一つ投げて二羽の鳥を得ること。一つの行為から二つの利益を得ること。とあります。 そんなすごいパワーの石をご紹介します。地球の温暖化が問題になり始めてからかなりなりますが、近年、日本の気候も異常に熱くなったり、寒くなったり四季の中でも春と秋が短くなったように感じます。...
2024/03/30
真上から見た写真です。
2024/02/10
六本木にある「東京ミッドタウン」の地下に大理石の大きなオブジェが展示されています。高さ約2m、幅3m超の巨大な彫刻です。その大きさにも関わらず、丸いフォルムと映り込みのない艶をおとした滑らかな仕上げが柔らかい印象を与え、多くの人から癒される存在となっています。
2023/12/23
カーポートの床にタタキバインドという天然の土を使った床材の施工例です。(4色のうちのTB-4(黒)) 土なのに車が乗り入れても大丈夫かと思われますが、特殊な固化材で十分な圧縮強度は出ています。 骨材に4分の玉石を使っているので、それが所どころ顔を出して洗出し風の和モダンな雰囲気になっています。...
2023/10/28
お取引先のメーカーさんが、新しい表情の土壁を発売するという情報を頂きました。土が乾燥して入る「ひび割れ」を敢えて出した仕上壁だそうです。日本では古来より住まいの壁には土を使ってきました。冬暖かく、夏涼しい空間を作ってくれ、湿度の高い日本の気候にはもってこいの素材だったのです。昭和の中頃までは、住宅の壁は土壁が主流でしたが、空調機器の発達ですっかり使われなくなってしまいました。 しかしながら、自然界にある「土」という素材が醸し出す表情には、愛着というか親しみがあり、どこか暖かさと安心感が感じられます。 土が醸し出す表情にもいろいろありますが、ひび割れた土が表す表情にも荒々しさや美しさなどの面白さがあります。 既に昔からひび割れを出す仕上壁は使われていましたが、壁全体に均一に細かいひび割れを出すのは非常に難しかったようです。 別のメーカーさんでは、既に「土壁空間 大地」という商品名で発売されておりますが、ひびを全体に均一に出すには慣れが必要のようです。 こんど発売される土壁には、使い易さと美しい表情に期待したいもんです。 宮﨑

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