おいしい酒倶楽部

先日休暇を利用して上京。前職の時にお世話になった先輩が4年ほど前に開いたお店にようやく伺うことができた。

お店の名は「おいしい酒倶楽部」。先輩は、在職時代から日本酒をたのしむ同行会なども主催するほど造詣が深かったのだが、退職を機にとうとう自分のお店を持つに至った次第。料理上手なデザイナーだった奥様との二人三脚でお店を切り盛りされている。

このお店の特徴は常時400種類以上の日本酒を在庫して全国のお酒を楽しむことができるところ。よって飲み方も利き酒コースが基本となり、9種類のおつまみが乗る9プレートと8種塁のお酒が頼めるコースをチョイス。

お酒は細かい文字で綴られた数ページに及ぶリストから注文する。種類が多すぎるので、新潟のお店ではなかなか飲めないお酒を中心にオーダーしてみよう。注文するとトレーの上にグラスをセットしてくれて、そのお酒の品目と特長が記載されたカードを添えてくれる(時間があるときは店主のうんちくも添えられる)。その後ろにはオーダーした一升瓶を置いてくれるのでSNS映えする写真が撮れるしかけ。頼んだお酒のラベルを見ながら飲めるのは記憶に残る。佐賀の鍋島、富山の羽根屋、高知の久礼・・・どれもうまい。(味覚を表現するセンスがなくスミマセン)つぎは何を飲もうかとリストに目を走らせる。

 

隣には若い女性客がやってきて、3種類のショートコースを注文。店主が好みの味を聞きやりとりしながらお酒をチョイス。一杯目を飲んで感想を聞き、それならこれかな?といってまたお酒をチョイスして次いでくれる。こんなお任せスタイルもありだな。

 

もちろん、好きなお酒をオーダーして飲むことも可能で、グループでのむコースもある。

 

開店しの翌年からコロナ禍で大変だった時期を乗り越えて、楽しそうに接客する先輩を見て元気をもらった次第。

新潟にもこういうお店できないかな。

 

おいしい酒倶楽部のホームページ:おいしい酒倶楽部 | 八王子駅北口5分 日本酒専門店

(小林)