Google先生

私にとって、お客様への配達業務は日々の重要な仕事です。配達圏が会社を中心として30キロ程度と広いので日々の走行距離は100km以上になることが多いというのが実情です。

しかしながら、私は根っからの方向音痴。加えて、高校卒業後、東京で生活をしていたため、土地勘もありません。そんな私の強い味方はGoogleマップです。Googleマップがなければ、担当するお客様を引き継ぐ際、その場所の地図を何十枚も住宅区分図などをコピーしなければならなかったと思いますが、先輩の登録場所をデータで移管することで簡単に引き継ぐことができました。

現場への資材の配達もその場所をGoogleマップに登録すれば、目的地点まで導いてくれます。あわせてストリートビューも現場周辺の状況をリアルに確認することができるためとても便利です。私はGoogleマップを感謝の意を込めてGoogle先生と呼ぶようになりました。

 

しかし、Google先生に頼ってばかりいるとなかなか道が覚えられません。通常のナビ画面はごく近距離を表示する画面なので広い位置関係がわかりづらく、意識しないと途中のルートが省略され点と点を結ぶ感覚となってしまいます。

道を覚えられない人の特徴としてネットの記事では、

1.ランドマークや目印を認識しにくい

2.方向転換時の空間の配置を把握するのが難しい

3.距離感の見積もりが不正確になりやすい

とありました。

まさに自分に当てはまります(汗)。

あわせて、対策として「通りの名前、コンビニや交番、郵便局といった目印になる施設、色や形が特徴的な建物、看板など記憶に残りやすく後で思い出しやすいものはすべて覚えるつもりで頭に入れましょう。」とあり、意識して運転することにしたところ、徐々に点と点の記憶が線でつながり始めた印象です。

 

2年余りが経過し、おかげさまでかなり道は覚えましたが、主担当地区以外はまだまだGoogle先生なしでは厳しい状況です。また、道路状況を計算して到着時刻を提示してくれる機能はかなり正確で重宝しています。これからもGoogle先生にはお世話になります。でも、先生もたまに間違えることもあるので、ユーザーからの情報更新はお手伝いするようにしますね。

(小林)

経路検索で経路を表示

所要時間は混雑状況も加味してかなり正確ですね

経路ナビ中の画面は表示領域が狭く。これだけ見て運転していると全然道を覚えられません。

ストリートビューの機能を使うと配達先の道路幅や建物の状況がわかり重宝しています。

ナビ通りに行っても入口がない場合は、焦ります。