少し慌ただしい春の訪れ

 

 

皆さんは春の訪れはどんなことで感じますか?花粉、卒業式、人々の装いだったり様々でしょう。

私は拙宅の水仙がいつの間にか咲いているのを見つけると、ああ今年も春が来たのだなと感じます。なんの手入れもしていない痩せた土なのに、毎年しっかりと咲いてくれるのです。寒気の中にも凛と咲くその佇まいを見ていると、いよいよ春だなと感じるのです。例年通り3月末に咲いてくれました。

 

水仙の花言葉は「神秘」「うぬぼれ」や「自己愛」だそうで、ナルシストの語源にもなっているとか。葉はニラに似ているのですが、アルカロイド系の毒成分を持ち、不溶性のシュウ酸カルシウムを含んでいて食中毒症状や接触性皮膚炎を引き起こすそうですからご注意あれ。

例年は水仙も咲き始めいよいよ春だなあと感じる次第ですが、今年は3月末に好天が続き様相が少し違うようです。水仙に少し遅れて咲き始める拙宅の椿もほぼ同時に咲き始めて来ました。

さらに会社の名物となっている枝垂れ桜も開花を迎え、それが散る頃に満開となるソメイヨシノももうすぐ満開を迎えそうです。

配達の際に目を楽しませてくれるコブシやレンギョウといった春の花々も先を争うように咲き誇っていました。今年の春は慌ただしく過ぎ去って行きそうです。  小林