「峠」 最後のサムライ

何十年ぶりかで映画館に行きました。デッキー401にある「ユナイテッド・シネマ新潟」です。驚きました!昔の映画館とは全く違い、座席はゆったりとフカフカですし、飲み物スタンドもついており、足も伸ばせますし、前の人の頭も邪魔にならないようにちょうどいい勾配の座席です。売店で飲み物や定番のポップコーンを仕入れ、入場です。

スクリーンがいくつもあるのも驚きでした。子供向けから大人まで12~13本も上映していました。昔は、1館で2本立て、3本立てなんかでやっていましたが、時代は変わっているんですね~。



お目当ての映画は、コロナで上映が延び延びになっていた「峠」最後のサムライです。コロナのおかげで3年も待たされました。

河合継之助との出会いは、6年前の福島県只見町に行ったとき、偶然にも河合継之助記念館を見つけました。なぜ新潟の人の記念館が只見町にあるのだろう?と思い立ち寄ったところ、河合継之助の終焉の地であることを知りました。これがきっかけで、河合継之助を主人公にした司馬遼太郎の小説「峠」を読み、ますます継之助の魅力にひかれていきました。

 

継之助という人の残した功績、言葉、生き様から教えられることが沢山あり、私が今、心に響く言葉は「知行合一・・・学問というものは、実行しなければ、何の役にも立たないものである。」と。「知っている」と「できる」は違うのです。仕事でもPLANDOCHECKACTIONのサイクルが基本ですが、PLANがあってもDO=実行が無ければ結果が出ない。気づいたら即実行。いつやるの?いまでしょ!

 

地元新潟の生んだ幕末の風雲児「最後のサムライ」河合継之助の映画を皆さんも是非見に行ってください。出来ればその後、司馬遼太郎の「峠」を読んで何かを感じてもらえればと思います。

いつ見るの?今でしょ! 

宮崎