シャコ万力とクランプの違い?

先日、基礎をやっているお客様よりクランプの問い合わせがありました。

鋼製パネルと木製パネルを固定したり、スライドパネルや当て板などを固定するのに使うと思います。

 

当社では、土木の方が良く使うシャコマン(通称)を在庫しています。

それでどうかとお聞きしたところ、重くて無理をすると割れてしまうとの事でした。

 

「薄くて、軽い、ブルーの物がほしい…」とのこと。

早速仕入先へ問い合わせたところ、クランプのことを言っているとわかりました。

物と物を挟んで締め付けて固定する金具のことをクランプと言い、シャコ万力も同じ意味で使われているらしい。

蝦蛄という字を使うので、多分形が似てるのでそう呼ばれるのかもしれない。

 

クランプにしても、C型、B型、バーコ型(主に溶接、穴明加工時の保持・固定用)、F型など形からくる呼び名であるらしい。

用途と口開寸法とアゴの深さにより様々なものがある事がわかりました。

NSPでも基礎の型枠に使う固定金具類は、多々用意してありますが、職人さんによっては使い勝手の良いものが好まれるようです。

お客様からの問い合わせの中から、いろいろ勉強させてもらう事が出来ます。ありがとうございます。   宮崎

C型クランプ

パネル固定金具


パネルクランプ

上下のパネルを浮き上がらないように固定する。外の突起部を内側に倒すと簡単に外れる

段差のあるパネルを固定